2018年3月2日 古希祝い 0

紫の花

中国では古来より、人生の節目ごとに年祝いを行ってきました。

そのなかでも数え年で70歳、満年齢69歳の方をお祝いするのが「古希」です。

「古希」という言葉は中国・唐の時代の詩人、杜甫の詩の一節「人生七十古来希也」から来ています。

例えば日本各地から出土した15歳以上の人骨を調査した結果、室町時代(13世紀~15世紀)のものだと推定される骨の平均寿命はおよそ30歳ほどだったとされています。

杜甫が生きていた時代は700年代。推定ですが平均寿命はほぼ同じ程度だったと考えられます。

そのため70歳の節目のお祝いは「古来より希」=「古希」と呼ばれるようになりました。

紫の花

さて、年祝いにはそれぞれにシンボルカラーがあります。例えば60歳のお祝いである還暦では赤などです。

そして古希の際には陰陽五行で最も位の高い色とされる紫色がシンボルカラーとなっており、紫色のものを贈ることが風習となっています。

そのため贈り物は薄い紫色やラベンダー色のもの、一部分に紫色が入ったものを贈ります。

ただし、還暦と違いちゃんちゃんこを着る風習は本来ないため、もし主役が敬遠する場合は避けるようにしましょう。

数え年で70歳、満年齢で60歳

古希の祝うタイミングは本来は数え年で70歳、満年齢で60歳になった年です。

しかし現代ではあまり数え年は用いず、満年齢を使うことが多いため、満70歳になった年に行うことが多いです。

また、お祝いの日も具体的に決まっているわけではなく、誕生日・敬老の日・お盆など家族や親せきが集まりやすい日に行われます。

割烹

祝い方も自宅でゆっくり落ち着いて、レストラン・割烹・温泉旅館等で特別なひと時を過ごす、遠方のため贈り物で済ますなど、様々な方法があります。

祝う場所については特に決まった風習があるわけではなく、主役の体調や好みによって選びます。

なお、還暦の場合は家族だけで祝うことも多いのですが、古希の場合は親しい方たちを招いて盛大にお祝いすることが多いのも特徴的です。

このように、70歳のお祝いは希であり、紫のものを贈って盛大にお祝いする風習があります。

しかし、あまり決まった風習があるわけでもないので、主役の好みに合わせてお祝いするといいでしょう。

 

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